学生のつどい

第7回SSI学生のつどい開催報告
「阪大SDGs学のススメ。」オンラインランチタイム交流会④

<プログラム>
<日時>2021年7月15日(木)12:10-13:20
<場所>オンライン開催
<参加者>21名
<プログラム>
・伊藤武志SSI教授による話題提供
 「仲間づくりと課題解決のヒント!」
・会議システムZOOMのブレイクアウトセッションに分かれ、参加者で交流を行った後、全体でどのような意見や感想が出たかを共有しました。

参加者の対話・交流の場

7月15日(木)の「阪大SDGsのススメ。」ランチタイム交流会は、「もっといろんな人の話を聞いてみたい」「交流したい」という声を受けて、参加者の関心や興味のある話題について対話し、交流を行いました。学部・研究科も多様な学部生・院生21名が参加しました。
最初に伊藤武志SSI教授から「仲間づくりと課題解決のヒント!」というタイトルで、対話のヒントとなるような話をしていただきました。その後、グループセッションに分かれて、それぞれが関心のあることを話し、全体で共有を行いました。最後に、「こんなことを実現したい!」と思うことを参加者から発表していただきました。

仲間づくりと課題解決のヒント

伊藤教授から、まずは「仲間づくりと課題解決のヒント」について3つのポイントを話していただきました。

 1.興味あることについて、「考え話す」「聴き話す」「深め広げる」「『これから』を考える」… これを繰り返すこと

 2.「これから」についてのプランやアクションがすぐに見えてこなくても焦らずに、長い目でつきあっていく場をつくることこそ大事

 3.誰かの「これから」についてのプランやアクションが見えてきたら、できるだけ応援してみる

次に、「『これから』を考える」方法として、実現したいことが実現したという「ありたい社会」からバックキャストしながら考えていくと、思いもよらないアイデアが出てきてよい、というアドバイスもいただきました。

学生の考える「ありたい社会」

その後、ブレイクアウトセッションに分かれて交流し、全体で共有を行いました。主に「大学教育のこと」「大学と中・高校の教育との交流・接続」「多世代・他分野・異分野での交流」などが、参加者の関心を集めました。SDGsや社会課題について関心のある参加者にとって、“異なるもの”や“未知なるもの”との出会いや交流・対話に取り組んでいきたい思いがとても伝わってきました。最後に、参加者の学生たちが考える「ありたい社会」や「実現したいこと」を発表してもらいましたので、紹介します。ぜひ応援していきたいと思います!

(今井貴代子 社会ソリューションイニシアティブ特任助教)