第2回SSIシンポジウムを盛会のうちに終えることができました。これも、ご参加くださった皆様、さらにはご参加いただけなかった方のご協力の賜物です、心より感謝申し上げます。

参加のみなさまには、シンポジウムの最初でシステムにトラブルが生じ、みなさまには不快な思いや、ご心配をおかけしました。心からお詫び申し上げます。

内容的には、ご登壇くださった講演者、パネリストのみなさまのおかげで、大変充実したものになったと思います。シンポジウムでは、野中郁次郎先生、黒田章裕会長という、研究面、実践面で努力を重ねてこられた先輩から社会に貢献する企業経営のための知恵と勇気を授かり、パネリストのみなさまが示す情熱にあふれたチャレンジを知ることができました。参加者のみなさま一人一人にとって、あるべき経済社会を考え、実現のために、それぞれの立場で何らかの行動に移すきっかけになればと思います。
ご参加いただけなかったみなさまには、またご報告をさせていただきます。

SSIは、今回のシンポジウムの成果をバネに、今後は、「SSI車座の会」の活動をさらに充実させる等、社会との共創を広め、深めていきたいと思います。また、この度、採択された文科省の委託事業「人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト」を通じ、社会と共創するための人文学・社会学のあり方を真剣に問う取組を始めます。さらには、SDGsや万博等、節目になる目標やイベントに対しても具体的な活動を定め、実施してまいりたいと思います。

みなさまの期待に応えられるよう、みなさまとともに道を切り拓き続けたいと思います。
今後ともご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ長
堂目卓生