- 開催情報
高齢化、災害復興、再生医療、賑わい創出、創造教育などやっかいな問題は私たちの身近なところに存在します。立場や考え方によって意見が異なり、「みんな」が合意できる解決策がなかなか見つからないのがやっかいな特徴です。本プロジェクトでは、こうした社会課題を解決に導くために必要となるコミュニケーション能力の開発を目的として、大学、企業、行政、NPOなど組織や世代の壁を乗り越え連携し、プロジェクト及びPBL(Project based learning) 形式の教育を行ってきました。その成果の一部は書籍として出版されました(『やっかいな問題はみんなで解く』堂目卓生・山崎吾郎編、世界思想社、2022年)。
本シンポジウムでは、やっかいな問題に取り組むための共創の作法として「クリエイティブ」「やっかいな問題」「ネットワーク」「教育」にフォーカスを当て、話題提供者による4つの実践事例の紹介とグループ・ディスカッションを行います。*本シンポジウムは、SSI基幹プロジェクト「社会課題を解決するためのコミュニケーション能力の開発」(プロジェクトリーダー:山﨑吾郎教授)の一環として開催されます
<日時>2023年11月16日(木)14:00~17:00(オンライン配信は第一部14:00~15:30のみ)
<方法>ハイブリッド開催
<会場>大阪大学中之島センター5階「いのち共感ひろば」
会場へのアクセス:大阪大学中之島センターのHPでご確認ください
<定員>対面30名程度、オンライン100名*対面参加者が上限に達したら希望に添えないことがあります。ご了承ください。またオンライン参加については、お申込みくださったメールアドレスに後日ZOOM情報をお送りします。
<プログラム>
14:00-14:10
挨拶 堂目卓生・大阪大学SSI長/大阪大学経済学研究科教授
14:10-14:15
趣旨説明 山﨑吾郎・大阪大学COデザインセンター教授・プロジェクトリーダー
14:15-15:30
第一部 話題提供
・「商店街の空き家をみんなで考える: +クリエイティブゼミの取り組み」永田宏和 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長
・「やっかいな問題を問い直す:大学院プロジェクト型授業の事例から」辻田那月 大阪大学国際共創大学院学位プログラム推進機構 特任助教
・「地域の共創ネットワークをつくる:こども食堂の事例から」上須道徳 大阪大学大学院経済学研究科 教授
・「やっかいな問題を教える:体験型ダイバーシティ教育から学ぶ」辻田俊哉 大阪大学COデザインセンター 准教授15:30-17:00
第二部 グループ・ディスカッション
テーマに分かれて行います。
<申し込み方法>
下記(google form)よりお申込みください。
こちらからお申込みください。対面参加またはオンライン参加の希望をご記入ください主催:大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
共催:大阪大学COデザインセンター、公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)、大阪大学大学院工学研究科 テクノアリーナ インキュベーション部門 連携融合型 「社会と技術の統合」、いのち会議市民部門
*文科事業「実社会課題に対応するコミュニケーションの推進事業」(2019~2023年度)大阪大学社会ソリューションコミュニケーター育成事業の一環として実施します