ネットワーク

田和 正裕 TAWA Masahiro
JICA関西センター/大阪大学グローバルイニシアティブセンター 特任教授

プロフィール

これまで国際協力機構において、企画部、無償資金協力部、農村開発部、国際協力人材部にて新規事業の企画立案、プロジェクト管理と国際協力人材の確保活用に従事。海外ではインドネシアに駐在。
近年では、JICAでSDGs策定過程やナレッジマネジメントに関与するほか、南アジア及びアフリカ地域の農業・農村開発並びに国際援助協調を担当。その他、名古屋大学大学院環境学研究科特任教授として、農学知的支援ネットワーク(JISNAS)の設立(2008年)の企画・推進に加え、関西では関西SDGsプラットフォーム設立(2017年)の企画・推進にも従事。

自己紹介

グローバルイニシアティブ・センターの田和正裕と申します。大阪大学と国際協力機構(JICA)のクロスアポイントメント制度により両方に勤務しておりますが、これまでのJ I CAでの経験を最大限に生かし、大阪大学の業務へ貢献していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

私の取組み・プロジェクト

テーマ
大阪大学ASEANキャンパス構想の推進とSDGsにおける各アクターとの連携促進を通じた様々な社会的課題解決への貢献
対象としている社会的課題
国内外における社会的課題の解決策を策定するための人材育成やネットワークと協働の場の創出
目的とアクション
①社会的課題解決に向けたASEANキャンパスにおける人材育成と共同研究の推進
②SDGsに関する議論や取り組みを推進するためのアカデミアを中心としたネットワークの構築と万博との連携

SSIについてのメッセージ・感想

これまでJ I C Aにおいて、永らく開発途上国の課題解決について携わってきましたが、現在の社会の抱える問題は、国内、海外、途上国や先進国と言う切り口ではなく、日本や世界が抱える課題一元的に問題を捉え、取り組む必要性を強く実感しています。
これら課題の解決には、技術革新とともに、社会の「共感」が不可欠な要素であると考えます。これはまさにSSIが重要な視点の一つとされていると理解します。
現在は、世界はコロナ禍の最中にありますが、両者の重要性がより、身近に、かつリアルに感じられる機会となりました。
私といたしましては、引き続きSSIの活動に参加させていただき、関係者の皆様から学び、時には協働することにより、今後、」社会課題の解決に向けた具体的な活動に繋げていきたいと思います。