学生のつどい

【活動報告】地域の未来と「お金」を考える5時間 ― SIMULATION ふくおか2035で学ぶ、自治体経営と財政 ―
 

<日時>  2026年2月8日(日)13:00~18:00
<場所>  大阪大学中之島センター5階 いのち共感ひろば

SSI学生のつどい「地域の未来と『お金』を考える5時間 ― SIMULATION ふくおか2035で学ぶ、自治体経営と財政 ―」を開催しました

2026年2月8日(日)、大阪大学中之島センター5階「いのち共感ひろば」において、SSI学生のつどい「地域の未来と『お金』を考える5時間 ― SIMULATION ふくおか2035で学ぶ、自治体経営と財政 ―」を開催しました。

人口減少や少子高齢化、インフラの老朽化など、地方自治体を取り巻く課題が複雑化するなか、限られた財源をどのように配分し、どのような地域の未来をつくっていくのか。本企画では、自治体財政について学ぶとともに、対話型自治体経営シミュレーションゲーム「SIMULATION ふくおか2035」を体験し、地域の将来を自分ごととして考えました。
講師には、福岡市で自治体財政に携わってきた今村寛氏を迎えました。

前半の財政講座では、自治体のお金がどのような仕組みで成り立っているのか、また「財政が厳しい」とは具体的にどのような状態なのかなど、自治体経営と財政の基本について学びました。
続いて、「SIMULATION ふくおか2035」を体験しました。このゲームでは、参加者が架空の自治体の幹部職員となり、人口構造や財政状況、さまざまな地域課題を踏まえながら、限られた財源のなかでどの事業を残し、どの事業を見直し、新たな課題にどう対応するのかを話し合います。
自治体の政策は、単純に「必要か、必要でないか」だけで決められるものではありません。それぞれの施策の背景には、異なる立場や価値観を持つ住民の暮らしがあり、新しい取り組みを始めるためには、別の何かを見直さなければならない場合もあります。
ゲームを通じて、限られた資源のなかで優先順位をつけることの難しさや、異なる意見を持つ人同士が対話し、判断の理由を共有することの重要性を体験しました。
また、自治体を行政だけが運営するものとして捉えるのではなく、市民一人ひとりも地域の未来をともにつくる主体であるという視点から、自分が暮らすまちや将来の地域社会について考える機会となりました。
学生を中心に、世代や立場を越えて自治体経営や財政について学ぶことで、普段は身近に感じにくい「自治体のお金」と、自分たちの暮らしとのつながりを考える一日となりました。

SSIでは今後も、社会の仕組みや課題を体験的に学び、多様な人びととの対話を通じて、自分たちの社会や地域の未来を考える機会をつくっていきます。

開催概要
日時:2026年2月8日(日)13:00~18:00
会場:大阪大学中之島センター5階 いのち共感ひろば
講師:今村 寛 氏
内容:自治体財政に関する講座、自治体経営シミュレーションゲーム「SIMULATION ふくおか2035」、振り返り・対話
主催:いのち会議、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)